トラネキサム酸の主な美白効果と副作用

トラネキサム酸とは、以前から止血目的で医療現場ではよく使われてきた成分です。
比較的安全性が高く、アレルギー症状や蕁麻疹、口内炎などの治療にも処方されることがあります。

このトラネキサム酸が美容目的で使われるようになったのは、
肝班のシミの改善に効果を発揮することわかったためです。

肝班とは頬骨の上や、目じりの下に、左右対称にできるシミの一種で、
輪郭がはっきりせずに、ぼやけたように浮き上がってくるのが特徴です。
30〜40代の女性に多くみられる症状で、ピルなどの利用者に肝班の人が多いことから、
ホルモンなどの影響があるのではないかと言われています。

トラネキサム酸はこの肝班を改善する効果が高く、
内服薬として飲み続けることで、徐々に肝班のシミが薄くなります。

■トラネキサム酸は肝班に効果があります

上にも説明しましたが、トラネキサム酸は肝班の改善に高い効果を発揮します。
肝班はその他のシミ(老人性色素班やそばかすなど)と違って、
レーザー治療では取り除くことができません。
肝班にレーザー治療を施すと、返ってシミが濃くなる場合もあるほどです。

そのためこれまでは改善が難しいシミとして、
肝班の治療を諦めてしまう人も多かったのです。

しかしトラネキサム酸の効果がわかったことで、
肝班の改善もできるようになりました。

まずはシミの種類を見極めるために、皮膚科を受診することをおすすめします。
トラネキサム酸が肝班以外のシミを悪化させることはありませんが、
より効果を高めるためには、それぞれのシミの種類に応じた対策が必要だからです。

シミの種類が肝班だと診断されたら、
トラネキサム酸を含む内服薬を2ヶ月程度服用すると良いでしょう。
徐々にシミが薄くなることを実感できるはずです。

また日ごろの紫外線対策も大切です。
肝班にはホルモンが影響しているとは言え、
紫外線を受ければメラニンが生成されて、よりシミが濃くなってしまいます。
日焼け止めなどで、シミ対策をした上で、薬を服用するようにしましょう。

■トラネキサム酸の副作用

トラネキサム酸は副作用が少なく安全な薬ですが、
もともとは止血用に用いられていた成分なので、
血栓症などで血栓ができやすい人は、服用は控えた方が良いでしょう。

また同じ理由で、家族に血栓症がいる人も、
服用の際は医師に相談することをおすすめします。

血液が固まると、心筋梗塞や脳血栓などを起こす恐れもあるので、
持病を持つ人は必ず医師に相談の上、服用するかどうかを判断してください。

現在では、トラネキサム酸を含む肝班治療薬が市販されているので、
手軽に利用することができますが、こうしたリスクも考慮すると、
まずは皮膚科に相談した方が安全です。

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