ニキビや傷跡が原因でできるシミの症状と美白ケア

ニキビや傷跡が原因でできるシミを「炎症性色素沈着」と言います。
名前の通り、肌が炎症を起こして組織が破壊されたために、
傷跡となってシミが残るもので、ニキビを潰して化膿させた場合などのシミも、これにあたります。

肌は体を外敵から守るための大切な役割を果たしています。
そのため傷や炎症などが進むと、体を守ろうとして様ざまな自助作用が働きます。
メラノサイトによるメラニンの生成も、その一つ。

メラニンというと紫外線を浴びると、活発に生成されるイメージが強いと思いますが、
紫外線によるダメージも、傷などの炎症も、体にとって有害なものに変わりありません。
そのためニキビが悪化したり、傷が深くなると、
メラニンがたくさん作り出されて、シミが残る原因になるのです。

■炎症性色素沈着を防ぐために

炎症性色素沈着を防ぐために、一番重要なことは、
傷を深くしないことです。

事故などで外傷を負った場合は仕方がありませんが、
ニキビや化粧かぶれなどのトラブルは、
日ごろのケア次第では、傷を残さずに治すことが可能です。

ニキビが気になるからと、いじって潰すのをくり返していると、
ニキビが化膿して、シミが残ったり肌が凸凹とクレーター状になる恐れも。
また肌に合わない化粧品を使い続けて、
肌がかぶれたり、かゆさからかきむしってしまうと、炎症の原因になり、
広い範囲にシミが広がる可能性もあるので要注意です。

これらは間違ったケアのせいで、傷を残してしまっているだけなので、
正しく対処して、症状が小さいうちに治すことが大事です。

それでも万が一、シミが残ってしまった場合は、
紫外線を浴びるとシミが濃くなるので、
日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなど、できるだけ紫外線を浴びないよう気をつけましょう。

■炎症性色素沈着の治療にはハイドロキノン

炎症性色素沈着によるシミは「ハイドロキノン」で改善することができます。
ハイドロキノンとは、市販の化粧品に配合されている成分の中では、
現在、もっとも美白効果が高いとされているものです。

シミの部分に直接塗ることで、漂白作用が働いてシミを薄くすることができます。

とは言え、シミが濃くなると改善に時間がかかるので、
早めに対処することが大切です。

またニキビの炎症が原因の場合は、ビタミンCを使うのもおすすめです。
ビタミンCには美白効果に加えて、炎症を鎮める働きがあるので、
ニキビの炎症がくすぶっている場合につけると、
ニキビの再発を防ぐのにも役立ちます。

ハイドロキノンもビタミンCも、美容液などに配合されているものが多く、
直接シミにアプローチできるので、シミの改善が早くなることも嬉しいポイントです。

また上にも説明したように、紫外線対策もしっかり行って、
シミを濃くしないように気をつけましょう。

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